Mar 16, 2024 9:50:55 PM

Aperport:ポートフォリオ閲覧機能について

~Aperport機能紹介:発注会社として使用するポートフォリオ閲覧機能~

本記事ではAperport(アペルポート)のポートフォリオ閲覧機能の概要と、画面設計および機能設計の意図・背景をお伝えします。

ポートフォリオ閲覧機能は読み手が、候補者がプロジェクトに参画した場合の行動をイメージしやすくすることを目的として画面の設計をしています。

目次
ポートフォリオ閲覧機能で確認できる内容
 自己紹介
 役割
 技術
 経歴
 推薦文
ポートフォリオ閲覧機能の目指すところ:再現性ある情報の担保
 レベル情報とその根拠情報
 自己紹介
 推薦文

ポートフォリオ閲覧機能で確認できる内容

ポートフォリオ閲覧機能で確認できる内容は、以下の5つになります。

自己紹介
役割
技術
経歴
推薦文

自己紹介

自己紹介タブでは「自己紹介」「将来の目標」「仕事をする上で大切にしている事」「働く時間の好み」「オフィス環境の好み」の5つの項目を確認できます。

役割

役割タブでは、「業務SE」「組込みエンジニア」「アーキテクト」「プログラマー」「品質保証エンジニア」「プロジェクトマネージャー」「運用・保守担当」の7つの役割毎に、エンジニアのレベルと、具体的に対応できる内容の詳細を確認できます。

また、それぞれの役割に応じた資格も確認できます。

技術

技術タブでは「開発技術」「次の現場で使いたい開発技術」「ドメイン知識」「語学」「資格」の5つの要素を確認できます。

開発技術・ドメイン知識・語学はそれぞれレベルと、具体的に対応できる内容の詳細を確認できます。

経歴

経歴タブでは、過去の経歴を登録できます。エクセルと併用される方は、Aperport上においては、重要なプロジェクトのみ詳しく説明するという使い分けが可能です。

秘密情報に配慮したうえで、「プロジェクト責任会社」(当該プロジェクトの元請けの会社)、「期間」「役割」「担当工程」「開発言語」「ドメイン知識」「開発手法」などを確認できます。

推薦文

推薦文を過去に顧客からもらったことがあるエンジニアに関しては、ポートフォリオ上閲覧機能でその内容を確認できます。

ポートフォリオ閲覧機能の目指すところ:再現性ある情報の担保

エンジニアの調達は、システムエンジニアリングサービスというシステム開発に関する専門知識を用いた労務の提供をしてもらうことになります。これは、事前には目に見えず直接確かめることのできないサービスの購入になります。経歴書や顔合わせを通して、ある程度雰囲気はつかめるものの、実際には一緒に働いてみないとわからないものです。

また、一度プロジェクトに参画したあとは、目に余るほどのアンマッチでない限り、多少のことは我慢して、会社と会社の間の関係性にも配慮しながら契約を継続する場合もあるため、気軽にに要員交代ができるわけでもありません。

そのため、受注側のパートナー会社の営業担当とエンジニアが共に積極的に情報提供をしてくることが調達において非常に重要になります。

そこでAperportのポートフォリオ閲覧機能では、「エンジニアの実力」に関する情報について、受注会社およびエンジニア側は有しているが(とはいえ、受注会社の営業も正確な情報を有していない場合もあります)、発注会社はその情報を有していないという状況を解消し、発注会社がより再現性がある情報を得られたと感じられるように配慮しています。つまり、エンジニアがポートフォリオ上で主張した実力が、確かにその通りかもしれないと信頼できるような仕組みづくりを行っています。

具体的にはレベル情報・自己紹介・推薦文の3つを活用しています。
以下、詳細を説明いたします。

レベル情報とその根拠情報

まず、レベルについては技術・役割・ドメイン知識・語学などですべてエンジニアが自己申告できるようになっていますが、いずれも以下のレベル分け方法の枠組みをそろえた上で、各領域ごとに細かな調整をおこなっています。

レベル1:助けが必要
レベル2:一人で業務遂行可能
レベル3:他者・チームをリードできる

これによって、実際に発注側のマネージャーまたはリーダーが、どれだけ管理・関与しなければならないのかを端的に知ることができます。

その上で、具体的に各レベルに関して過去の経験が要約されたエピソードをかけるようになっているため、どのようなインプットがあれば、どのようなアウトプットを出せるのか、という点を把握しやすくなります。

自己紹介

従来は、エクセルなどの経歴書において自己紹介文を書くことはなく、あったとしても短い目の文があるのみでした。これによって、実際どこがアピールポイントなのかは経歴書からはわからないというのが問題点でした。

Aperportは、自己紹介タブにおいて、自身のスキルの概要をエンジニアにしっかり書いてもらう形としているため、役割・技術・経歴・推薦文との整合性チェックが容易になります。

推薦文

ポートフォリオの大部分はエンジニア自身が入力した情報ですが、一部だけ「推薦文」という形で客観情報も確認することができます。

「推薦文」は、発注会社と受注会社の間で、エンジニアの評価が高いという共通了解があった場合に、受注会社の営業担当が発注会社の管理責任者に対してエンジニアのスキルに対する推薦文の作成を依頼できる機能があり、その登録内容がエンジニアのポートフォリオに反映されたものです。

したがって、基本的にエンジニアにとって有利となる情報だけが掲載されています。エンジニアの実務経験年数が浅かったりする場合に、エンジニアが自己主張するレベルを発注側が容易に信じることができなかったとしても、推薦文によって実力があるということを信じることができるようになります。

まとめ

Aperportのポートフォリオ閲覧機能において、「自己紹介」「役割」「技術」「経歴」「推薦文」を確認できます。これらの情報は発注側がエンジニアが実際に現場の中でどのような行動をとり、成果をだせるのかをイメージしやすくするための情報を提供できるように設計されています。

こちらよりAperportのフリープランをお試しいただけます。