Aperport機能紹介

Aperport:推薦依頼・推薦機能について

作成者: 唐澤裕智|Mar 18, 2024 3:32:41 PM

~Aperport機能紹介:受注会社として使用する推薦依頼機能および発注会社として使用する推薦機能~

本記事ではAperport(アペルポート)の推薦依頼機能および推薦機能の概要と、画面設計・機能設計の意図・背景をお伝えします。

推薦依頼機能は、受注会社が発注会社に対して自社のエンジニアのスキルに関する推薦を依頼する機能です。

推薦機能は、発注会社が、受注会社の営業の求めに応じてエンジニアに推薦文を寄せる事ができる機能です。

推薦文はエンジニアのポートフォリオ上に表示されます。

これにより、以下のメリットが生まれます。

  • 発注会社はエンジニアおよび受注会社の営業を支援することができる
  • 受注会社は第三者の信頼のける推薦情報を営業活動の中で利用できる
  • 受注会社のパートナーとしてのエンゲージメントを高める
  • 発注会社が自社内で推薦情報を共有することができる


目的

推薦に関する機能
 推薦依頼機能
 推薦機能
推薦機能のメリット
 営業支援
 パートナーによるエンゲージメントの向上
 自社内での推薦情報の共有

推薦に関する機能

推薦依頼機能

推薦依頼機能は、受注会社が利用できます。

受注会社は、評価機能や日々のオフラインでの発注企業との関係構築を通じて、発注企業に対して高く評価されていることを認識できた際に、推薦依頼機能を使うことをお勧めしています。

推薦依頼機能により、発注企業からエンジニアのスキルに関する推薦文を寄せてもらうことができ、推薦文はエンジニアのポートフォリオに掲載されます。

基本的に推薦を行うに足りる関係性が両者の間で構築されていることを前提としているため、推薦機能を使う前に事前に推薦を行うことについての口頭での合意や、推薦文の内容についての合意を行うことを想定しています。

具体的な推薦依頼の方法としては、エンジニア毎に推薦文のリンクが発行されるため、これをメールやチャットなどに貼り付けて依頼する形になります。

推薦機能


発注会社は、受注会社の求めに応じて、推薦文を作成します。

推薦文は基本的にエンジニアの信用を高める情報となるため、エンジニアがExperportで管理するポートフォリオ上に表示されます。

推薦文の執筆者の情報としては、会社名・役職名や個人名を出すこともでき、隠すこともできます。会社名を隠す場合は、会社の規模が代わりに表示されます。

また、役職名を隠す場合は、役職レベルが表示されます。

推薦依頼・推薦機能のメリット

営業支援

推薦機能によって最も直接的にメリットを享受するのは受注会社になります。受注会社としては、実力のあるエンジニアの次の案件探しの際に、過去の顧客からの推薦情報があることで、適切な単価で報酬を受け取ることができたり、新しい領域にエンジニアが挑戦したいときに、過去に培ったスキルにお墨付きがあることで、新しいスキルの習得もできると信じてもらいやすくなります。

また、エンジニアとしても、所属している受注会社が給与を保障してくれているものの、より挑戦ができて成長のできる案件にアサインされたいと考えていますので、推薦情報があることで、成長の機会を増やすことができます。

上記のような営業支援を出来ること自体が長期のパートナーシップ強化を行うための1つ目の大きなメリットとなります。特に自社内の他の部署への推薦が成功した場合には、会社としても優秀なエンジニアを確保できることにつながります。

受注会社のパートナーとしてのエンゲージメントの向上

営業支援を行うことは、受注会社の売上・利益確保に直結するため、受注会社によるエンゲージメント向上につながります。

「返報性の原理」により、推薦情報を添えてくれたらお返しとして、推薦情報を出してくれた会社を優先する傾向があるため、これを利用することができます。仮にお返しをしてくれず、フォローもない場合には、逆にパートナー会社や営業担当の機会主義的な行動を検知することができるため、将来のパートナー候補選定の際の有益な情報源となります。

なお、エンジニアのポートフォリオに掲載される推薦情報自体は競合他社も閲覧できますが、自社の中の案件情報を受注会社に提示できなかった際に、受注会社はAperportで情報公開することになるため、実質的に競合状況になるわけではありません。自社内の情報共有のタイミングが遅れてしまい、競合状況になった場合でも、推薦情報を出してくれた会社を優先してくれる可能性が高まるため、特にデメリットは発生しません。

発注会社内での推薦情報の共有

推薦情報はエンジニアのポートフォリオに表示されることになるため、対外的な発信情報を管理する必要があります。

推薦にあたり、事前に自社内で情報共有がなされることで、これが記録として残ります。

※将来的には、Aperportでエンジニアのポートフォリオを閲覧した際に、閲覧者と同じ会社の同僚が過去に推薦していた場合はメールで通知する機能も追加する予定です。