~Aperport機能紹介:発注会社として使用する会社情報閲覧画面~
本記事ではAperport(アペルポート)の会社情報閲覧画面の概要と、画面設計の意図・背景をお伝えします。
会社情報閲覧画面は発注会社が、エンジニアが所属する会社に関して、既存パートナーであるか新規パートナーであるかを問わず、特定のプロジェクトまたは会社全体として関係構築や関係強化をしていくべきかどうかを判断できるようにすることを目的としています。
エンジニアを検索したり、体制検索をしてエンジニアのポートフォリオ情報を確認すると同時に、エンジニアの所属会社の情報も合わせて確認できるため、意思決定の迅速化につなげることができます。
目次
会社基本情報
ヒートマップ
自社との関係性情報
会社の基本情報として以下の内容を確認できます。
会社名
ウェブサイト
代表者氏名
従業員数
設立年月
Aperportでは、信頼構築ができていない中で商談を促すことをしておりません。
新規パートナー候補の場合は会社の従業員数や設立時期と、帝国データバンクなどで確認した与信情報が重要となります。
他方で、既存パートナーの場合、会社として基本契約は締結しているものの、一部の部署とのみ取引があり、会社全体で特定の既存パートナーの情報が共有されているわけではありません。
したがって、すべての取引において、会社情報を商談開始前に行えるようにしています。
※今後は帝国データバンクや東京商工リサーチなどの与信情報も提供する予定です。
Aperportは受注会社に所属しているエンジニアのスキルや経歴に関する最新情報をExperportというポートフォリオ作成サービスからAPI連携して受け取っています。
そのため、Aperportにて、各エンジニアのスキル情報を集約し、会社全体としてのスキルをヒートマップとして表示することができます。
エンジニアが新たなスキルを獲得したり、特定スキルのレベルがあがった場合には、自動でヒートマップが更新されることになります。
また、エンジニアが新たに入社したり、退職する場合も自動でヒートマップが更新されます。
これにより、SIerが毎年パートナー会社に対して行っているケイパビリティ調査において、より正確な情報を把握することができるようになります。
※今後は各レベルごとの上限単価の平均値も提示する予定です。
会社情報閲覧画面において、調達候補として考えている会社と自社の関係性について確認することができます。
「自社との関係性」とは、実際にパートナーと仕事をする中で、発注会社側のプロパー社員が、パートナーのエンジニア・営業・会社全体の方針などを総合的に踏まえて、今後も発注を優先的に行っていきたいかどうかを判断した情報です。
したがって、基本的に既存パートナーとの関係性を確認するためのもので、新規パートナーについては通常は情報がありません。
ただし、新規パートナー候補であっても、過去に情報交換や商談を行い、結果的に契約の成立までいたらなかった経緯がある場合、そのやり取りの中で発注会社側のプロパー社員が感じ取ったことをメモとして残すこともできるため、仮に特定のプロジェクトにおいて縁がなあったとしても、会社全体として良い関係を構築できそうな会社についての情報を共有することができます。